TVアニメ「えんどろ〜!」第1話先行上映会レポート

1月から放送中のTVアニメ「えんどろ〜!」の第1話先行上映会が、1月11日(金)に新宿TOHOシネマズにて開催された。“ありそでなかった日常系ファンタジー”をテーマに、豪華スタッフ陣によるオリジナル作品ということでも話題を呼ぶ本作だが、その全容をいち早く確認しようと熱心なアニメファン400名に囲まれてのイベントとなった。

この日は「ろ〜る1」と題した第1話が上映され、作品タイトルの所以である“エンドロール”から始まる物語に観客は驚きつつも、ゆる〜い日常パートの展開にはあたたかい笑いも起こっていた。上映後のトークパートには、MCとしてちびドラゴン役の西 明日香がまず登場。自身が演じるちびドラゴンに対しては「本編でたくさん喋ってましたね(笑)これから大活躍するのでぜひお楽しみに!」とコメント。西が呼び込む形で、勇者パーティーの面々であるユーシャ役の赤尾ひかる、セイラ役 夏川椎菜、ファイ役 小澤亜李、メイ役 水瀬いのりが登壇。上映された第1話の感想を交えながら、自身が演じるキャラクターやアフレコ時のエピソードなども語った。

「最終回ご覧いただきありがとうございました!」と初っ端から冗談を飛ばしたのは、ふわふわの天然系で自由奔放な主人公・ユーシャを演じる赤尾。作品の印象やキャラクターについても「日常とRPGが重なった、ふんわりとした”かっわいい〜!“という感じ。ユーシャはおバカなところが魅力です。」と彼女らしく思うままに語っていた。

エルフの聖者・セイラを演じる夏川は、自身のキャラクターについて「一見しっかり者に見えるんですけど、一回決壊するとすぐ泣いちゃったり、おばあちゃんを呼んだりします。マイペースばかりが集まった勇者パーティーを、唯一軌道修正できるキャラクターだと思っています。」と愛情たっぷりにコメント。

飯と友達が大好きな戦士・ファイを演じる小澤は、「ファイは一番小さいんですけど、堂々としていて元気いっぱい。ユーシャよりも元気に演じられればと思っていたりします。」と自身が演じる上でのポイントも交えながら語った。

劇中に度々登場するアイテム“カルタード”ヲタクで魔法使いのメイを演じる水瀬は、オーディションを通してキャラクターの印象がかなり変わったというエピソードも語りつつ、「不思議なワードをパッと出してくるキャラクターなので、ぜひ聞きこぼしが無いようにして頂きたいです。」とコメント。また、メイの印象的なセリフ“ドヤァ”のイントネーションについて細かいディレクションがあったとアフレコ時の裏話も飛び出した。

一方久野美咲演じるマオについての話が出ると、登壇キャストたちから「マオちゃん可愛い〜!」「一挙一動にキュンとくる。」「咳き込んだ演技さえ可愛い!」など口々に飛び交い、本編での人気も納得の愛されっぷりが伺えた。

アニメ劇中の勇者パーティーの雰囲気そのままに、和気藹々とクロストークが繰り広げられたあと、登壇キャスト一人ずつが改めて挨拶。

水瀬は「キャラクターたちが日常を謳歌しながら、冒険者学校に通って少しずつ自分の個性を磨いていく“成長物語”でもあると思っています。金曜までお仕事を頑張って、土曜の夜にアニメで癒されて…そんな作品になれると思います。」とコメント。小澤は「見ているだけでピュアな気持ちになれるというか、癒しがたっぷり詰まった作品になっています。毎週勇者パーティーを見守り続けていただけると嬉しいです。」と話し、夏川は「どの話もほっこりした気持ちになれるような作品になっていると思います。個性的なキャラクターたちもたくさん出てくるので、勇者パーティーたちとゲストキャラたちの絡みも楽しみにしていただけたらと思います。」とコメントした。ラストに赤尾は「日常とRPGが混合した、新しいゆる〜いアニメとなっております。ゆる〜い気持ちでほわ〜んと観て、この平和な暖かな世界を一緒に楽しんでいただけたらと思います。」と改めて客席へメッセージを送った。

「えんどろ〜!はがんばろ〜!という発音と一緒で、それが現場で定番になっているんです。」という赤尾の説明があると、客席と一緒に「えんどろ〜!がんばろ〜!」と元気にコール&レスポンスを披露し、上映会を締めくくった。